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企業理念 - Corporate Philosophy -

生活者の視点で考える省エネルギー

ライフサイクルで捉える省エネルギー

〜増える前に増やさない省エネ対策のご提案〜

今までの省エネ対策は「今」や「過去」を評価して省エネ対策を講じるものがほとんどでした。しかしそれでは既にエネルギーは消費されており、それに伴う二酸化炭素も既に排出されているため、今までの二酸化炭素排出量をオフセットするためには、別途何らかの方法でカーボンオフセットをしなければなりません。これを私は「後追いの省エネルギー対策」と呼んでいます。

それに代えて、私は増える前に増やさない「予防の省エネ対策」を推進しようと考えています。家庭のエネルギー消費は家族の成長(ライフサイクル)によってエネルギーの使い方が変化します。例えば給湯量はシャワーの回数や時間が増加するため子どもが小学生から中学生になると大幅に増加する傾向が見られます。使用用途が多いものに効率のよい機器を使うことが省エネの基本ですので、エコキュートやエコジョーズなどの高効率給湯器への買い替えはお子さんが小学校卒業を目途にされると、最もその省エネ効果を回収することができ、すなわち給湯用エネルギー消費が増える前に高効率給湯器を設置することで増加量を抑制することが可能となります。このように「増える前に増やさない」を念頭に機器の買い替えや住宅の省エネリフォームを考えられると、予防の省エネが可能となり、我慢や無理をせず、快適性も阻害されないで、省エネを持続可能に実践することができると考えます。


エネルギーライフプランモデルの例


経年変化で捉えるエネルギー消費の視点(予防)